Column院長コラム

いびきは何科を受診するべき?耳鼻咽喉科・内科と「いびき専門外来」の治療内容の違い

2026.04.10

ご自身やご家族のいびきを治したいと考えた際、最初のハードルとなるのが「何科の病院を受診すればよいのか」ということです。
いびきは上気道(首から上の空気の通り道)が原因で起こるものですが、睡眠時無呼吸症候群(SAS)をはじめとする全身疾患や、肥満などの生活習慣が関係している場合があります。

一般的に、いびきの診療は「耳鼻咽喉科」「内科(呼吸器内科・循環器内科など)」、そして「いびき専門外来」で行われますが、それぞれのアプローチや提供される治療内容には違いがあります。

本記事では、各診療科の特徴と得意とする領域、そしてご自身の症状に合わせた医療機関の選び方について解説いたします。

耳鼻咽喉科

耳鼻咽喉科は、鼻、喉(咽頭・喉頭)といった上気道の専門家です。いびきの原因が上気道の特定の場所にある場合、まず受診を検討すべき診療科と言えます。

アレルギー性鼻炎や慢性副鼻腔炎による鼻づまり、扁桃の肥大、鼻中隔弯曲症(鼻の骨の曲がり)など、気道を狭くしている物理的な異常を診断することに長けています。

治療内容としては、点鼻薬や内服薬による鼻炎の治療から始まり、重度の場合には鼻の骨の矯正、扁桃の摘出、あるいはメスやレーザーを用いた口蓋垂(のどちんこ)周辺の粘膜を切除する外科的手術(UPPPやLAUPなど)が行われることがあります。

物理的な障害物を取り除く外科的治療を希望する場合や、鼻の症状が強い場合に適しています。

内科・呼吸器内科

内科では、いびきそのものの音を止めることよりも、いびきに伴う睡眠時無呼吸症候群が全身に及ぼす影響(低酸素状態や生活習慣病リスク)の管理に重きを置いた診療が行われます。
高血圧、糖尿病、心疾患といった合併症を含めた全身の健康管理や、肥満に対する生活習慣の指導を得意としています。睡眠中の呼吸状態や血中酸素飽和度を測定する検査を実施するクリニックも多く存在します。

治療の主体は、中等症から重症の睡眠時無呼吸症候群に対するCPAP(経鼻的持続陽圧呼吸療法)となります。内科においては、喉の粘膜へのアプローチや外科的な手術が行われることは基本的にありません。

機器を用いて対症療法的に気道を確保し、長期的な健康リスクの低減を目指す形となります。

「いびき専門外来」の役割とエイドクリニック池袋院の診療

いびきの原因は患者様によって異なり、鼻の疾患、肥満、骨格、そして軟口蓋(上あごの奥の粘膜)の緩みなど、複数の要因が絡み合っています。そこで近年増えているのが、特定の診療科の枠組みにとらわれず、いびきと睡眠の質の改善に特化した「いびき専門外来(睡眠外来)」です。

当院(エイドクリニック池袋院)は、いびきおよび睡眠時無呼吸症候群の根本的な改善を目指す専門クリニックとして、医学的根拠に基づいた診療を行っております。

当院の特徴は、従来の耳鼻咽喉科で行われる「切除を伴う手術」や、内科で生涯の継続が必要となる「CPAP療法」の間を埋める、非侵襲的(身体への負担が少ない)ないびき治療を提供している点にあります。

軟口蓋の緩みが主たる原因であると判断された患者様に対しては、メスを使わずに粘膜の深層部へ熱エネルギーを届ける2波長レーザー治療(エイドレーザー Duo)をご提案しております。組織を切除しないため激しい痛みを伴わず、日帰りで気道の引き締めを図ることが可能です。

受診先の選び方のまとめ

いびきの診療科を選ぶ際は、ご自身の症状や希望する治療法に合わせて検討することが大切です。

扁桃が極端に大きいといった自覚がある場合は耳鼻咽喉科での精査が推奨されます。すでに重度の高血圧や心疾患を合併しており全身管理が必要な場合は内科が適しています。

そして、手術のような痛みを伴う治療は避けたい、CPAP以外の選択肢を探したい、あるいは自分のいびきの原因を多角的な視点から評価し、身体への負担が少ない治療を受けたいとお考えの方には、いびき専門外来への受診が適した選択肢となります。

どこを受診すべきか迷われた方は、まずは当院の初診カウンセリングをご活用いただき、ご自身の状態を把握されることをお勧めいたします。

【出典・参考ガイドライン】
・厚生労働省 e-ヘルスネット 睡眠時無呼吸症候群 / SAS
・日本呼吸器学会「睡眠時無呼吸症候群(SAS)の診療ガイドライン」
・日本睡眠学会「睡眠障害の診断・治療ガイドライン」
・日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会「睡眠時無呼吸症候群といびき」

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